湘南台の家/専用住宅

   敷地南側にそそり立つ擁壁を眺めながらの生活はできるだけ回避したい、敷地北側に広がる田園風景を
   楽しんでもらいたいという視点から建物の配置を決め、限られた床面積を最大限活かすために廊下部分
   を外部空間にしてシンプルで無駄のない平面形状の三つの棟を分配させることにしました。

   結果として、和室棟と子供棟の隙間から中庭へ入ると敷地北側奥に広がる田園風景の眺めが目に飛び込
   んできます。中庭は街並みから切り取られた家族だけの大切な場所になっています。
   そして、母屋・子供棟・和室棟の三つの棟によって生まれた中庭にウッドデッキを設けることで、家族
   をつなぐ回遊性を生み、外部でありながらも室内の一部としての利用も可能にしています。

   また、建物を分棟したことで、外壁面が増えてそれぞれの棟に二方向以上の採光と風通しを確保するこ
   とができ、三つの棟が寄り添い生まれた隙間が建物内に限らず街並みに対しても風通しのよい風景をつ
   くり出すことが期待できます。

   素材については、内外共に化学物質を含まないものを使用して永きに渡り安心して暮らしていただくこ
   とを前提に選定し、手足でその素材の感触を楽しめることも特徴の一つになっています。
     

SHH.01
南側全景(1)

SHH.09
南側全景(2)

SHH.08
南東側全景

SHH.02
中庭

SHH.03
母屋1階ダイニングキッチン

SHH.10
1階ダイニングから中庭をみる

SHH.05
母屋2階リビング

SHH.06
子供棟2階から中庭と母屋ダイニングをみる


敷地北側から中庭をみる、右が母屋、左が子供棟、奥が和室棟


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